2025年1月
- higashinadakyoukai
- 2月4日
- 読了時間: 1分
1月のはじめ、日本海側の地方は豪雪に見舞われました。神戸も雪が風に舞い、冷え込む日もありましたが、早春の日差しがすでに届き始めています。教会の庭の木々の枝には蕾がふくらみ始め、開花の時を待っています。春陽のぬくもりが小さな安息を届けてくれます。
阪神・神戸・淡路をマグニチュード7.3の激震が襲ってから30回目の1月17日が巡ってきました。あの時、私たち家族四人も東灘区住吉でこの地震に遭いました。30年目の17日の午後、妻と二人で三宮の東遊園地に出かけました。早朝5時46分に追悼が行われた場所には、午後になっても多くの方が追悼に訪れていました。
「大学生だった息子のアパートにたどり着いたのは18日の夜でした。息子の友人3人がたき火をしながら待っていてくれました。『助けることが出来なくてすみません』と泣いて迎えてくれました。その後も息子の友人たちに励まされ、過ごしてきたように思います。」亡くなられた息子さんのことを思い、綴られた言葉です。長崎在住の方です。大切な人を失った悲しみを埋めることはできません。ただ、主はその人に寄り添い、一緒に悲しみ、痛んで下さることを思うのです。
Comments